宇都宮の音楽教室・リトミック|カンティアーモ

宇都宮の音楽教室・リトミック|カンティアーモ

お知らせ・ブログNEWS&BLOG

第5回全日本こどもの歌コンクール2025.05.18

先日、第5回全日本子どもの歌コンクールに審査員として、参加しました。

全国から動画での予選を通過した子供達が、栃木県会場に集まってくれました。

このコンクールは、3歳以上から中学生までが参加できるコンクールです。予選は、動画審査でそのあとの本選に出場できます。

私は、今年から新設された栃木県会場の審査員として参加致しました。

子供達は、とても個性豊かに自分らしい歌を表現していて、私は、最後までワクワクしながら聴かせていただきました。

そこで今回、審査員側の目線で、少し気になったところがありましたので、ご紹介したいと思います。

①姿勢
一生懸命練習してきたかと思いますが、姿勢が崩れやすかった子がいました。
足は、肩幅くらいに開けると体が安定しやすくなります。
骨盤を立て、背筋はまっすぐ少し胸を引き上げるようにします。肩は上げません。肩が上がりやすい人は、肩をひと回しして腕を下ろします。
頭は前方に傾けずに顔をあげて顎を引き、目線は少し上を向きます。
目はしっかり開いてください。歌に浸ってしまい、つい目をつぶってしまう参加者がいました。目線は、少し高めにする。これだけで音程が少し安定します。

②選曲
低学年以下の出場者は、童謡が多かったですが、高学年になるにつれて、難易度の高い曲を選曲していました。しかし、難しさのあまり、いつも通りの実力を発揮しきれなかった人もいたかもしれません。難易度が上がるということは、より細やかな部分に注意が必要になります。言葉の意味、言葉から感じる抑揚、それに伴う音程とリズム、ブレスのコントロールなどです。
自分に合った選曲をすることは、とても大変な作業ですが、必ずありますので、自分がどんな曲が好きか、どんな歌い方が得意か、どんな風に表現したいかなど日々の練習の中で見つけてほしいと思います。もし、一人では選曲できない時は、他の人にも協力してもらいましょう。

③衣装
これが一番気になりました。
女性が履いていたヒールです。
普段、運動靴で過ごす子どもたちですが、本番にドレスアップしたことで、その衣装にあった靴を揃えていることでしょう。もし、ヒールを履くのであれば、必ず練習の時から履き慣らしてください。ヒールを履くことで、体の重心がずれ、支えが不安定になっている方が見られました。せっかくのドレスアップが勿体無い!衣装は、どの子も素敵でしたよ。だからこそ、そこまで考えていくといいと思います。

以上のことを考えて舞台に立ってほしいと思います。

カンティアーモ音楽教室では、0歳から『声』に特化したリトミックを実施しています。リトミックで、自然と言葉の発語やリズムを覚え、成長につれて歌うことの楽しさ、舞台での立ち振る舞いを学ぶことができます。そうして幼稚園、保育園、小学校などの発表会で堂々と披露できるようになると思います。さらに、全日本こどもの歌コンクールのような、こども向けのコンクールがたくさんありますので、是非参加してお子様の自己肯定感を高めていきましょう。カンティアーモ音楽教室は、皆様をお待ちしております。